副院長が澤田先生の歯内療法の2日間のコースセミナーに参加して来ました。
基本的な内容からアドバンス内容まで、グローバルスタンダードな手法や考え方をしてしていただきました。
歯内療法は痛みの軽減や細菌除去を治療の目的としておりますが、日本では感染源の除去に対する考えが甘い方も多くおられます。私自身もまだまだ未熟ですが、少なくとも新たな感染を生じさせないように配慮した処置が必要だと改めて認識しました。
根っこの治療ってただ削って詰めるだけではなくて、感染源を機械的に除去して取りきれていない箇所は徹底的に洗浄を行う必要があります。普段の歯内療法で何分洗浄されていますか、1.2分ではほとんど意味はないですし…ましてや唾液が根管内に入っていれば治療の意味はなくなります。となると処置中はお口を開けっぱなしでうがいはできないはずです。
そう考えると根っこの治療は思ったよりも時間と手間がかかる処置なのです。当院では患者さんと共に難しい根尖病変のケースに挑んでいます!!