まず、市販品と歯科専売品の違いについてです。
一見同じように見えますが、市販品は万人ウケするパッケージにするため効能を数多く表示する必要があります。
効能を数多く表示するより薬効があるように思いますが、うがい薬に含まれる成分の数が多くなればなるほど薬効は減っていきます。
薬効は減ったとしてもパッケージに表示される効能の数が少ないとあまり売れないという販売上の都合、あとは一般の消費者には何か特定の効能を持たせるよりも幅広い効能を持たせた方が的外れな製品を購入しないため無難な製品になりがちです。
しかし、歯科専売品は歯科医療職が処方するため特定の状態に特化した成分のみを配合しているため、うがい薬の中で余計な反応がなかったり成分濃度が薄まったりしないため、より高い薬効があります。。
そのかわり状態にあっていないうがい薬を処方されるとほどんど意味がありません。
そのため、当院ではセルフケアグッズの適剤適所な処方を行うために1.2ヶ月に一回のペースで新製品を勉強するためにメーカーさんにお越し頂いて院内セミナーを開催しております。
なかなかメーカーさんとのパイプを得られないので、副院長が学会などで広げた人脈をスタッフに感謝される数少ない機会です。。
当院ではセルフケア製品を患者さんの状態に合わせて処方して購入して頂いております。
ご自身でスーパーなどで買われていた方には違和感があると思いますが、場合によっては使わない方が良い市販品があることをふまえてより高い治療効果を得るために是非ご理解ください。