CR充填(白い詰め物)の実習セミナーに講師としてお招き頂きました。
虫歯を取り残さないことや接着処理丁寧に行うこと、見た目にも綺麗な充填を行うコツだけではなくて…シチュエーションに合わせた材料の使い分けも必要になります。
今回は多くのメーカーのご協力で私が日頃意識している選択のポイントをお話させて頂きました。詰め物の材料も歯の色や虫歯の大きさや前歯か奥歯かだけではなくて、噛み合わせがよく当たる場所かどうかや歯肉に近い位置がどうかなども確認して充填するメーカーを決めていきます。各社ごとに開発コンセプトが異なりそれぞれの使い分けは非常に大切になります。
通常の歯科医院だと1,2種類の使い分けと聞きますが、当院ではメーカーさんへのアドバイスの提供もあり7.8社のものを使っています。
多くの先生方がより適切な材料を使ってより良い結果を多くの患者さんに提供して頂けると嬉しいです!!
詰め物の治療は歯科衛生士さんに処置を任せることがあると聞きますが、私のセミナーを受講して頂いてる先生をはじめ真摯に治療をされている医院では歯科医師が自分で時間をかけて丁寧に処置されています。
詰め物の治療は簡単そうに見えて実は奥が深い治療です。丁寧に処置されるかどうかで歯の寿命も大きく変わってきますので、歯科医院を選ばれる際は是非丁寧に処置してくれる先生を選ばれてください。